歯を食いしばると運動パフォーマンスは本当に上がる?

代表の新村です!

 

コラム『歯を食いしばると運動パフォーマンスは本当に上がる?』

 

 

歯を食いしばると力が入る。

噛み合わせを良くしてより力が入るようにマウスピースをはめる。

その昔、誰かが言った事で当たり前の様に思っていたことですが、果たしてそれは本当に正しいことなのでしょうか?

 

結論から言うとどちらとも言えないが正解です

 

どういうことかと言いますと、

結局大事なのは顎の固定力で、しっかり顎を固定出来る筋力が有れば、口を開けていても運動パフォーマンスに影響は無いということです。

私の感覚としても、確かに力を入れているからといって、常に歯を食いしばる訳では無いですね!

 

例えば私のウエイトトレーニングで言えば、

コンセントリック収縮の時(筋肉を自発的に縮める)よりも、

エキセントリック収縮の時(他力で引き延ばされている時)の方が歯を食いしばっています。

つまり、複雑に筋肉を操作する時は筋肉の連動が必要なので、食いしばりによる緊張は邪魔になるのではないかと考察します。

 

なので、全身を使うようなトレーニング(ファンクショナルトレーニング)も基本的に歯を食いしばるイメージは無いですね。

 

格闘技ではどうだったかなと考えてみると、

例えば何か物体を殴り付ける時、

拳が当たるまでは噛み締めていなく、当たる瞬間の一瞬だけ噛み締めています。一瞬だけです。

それはどちらかと言うと、より力を込めるためというよりも、身体全体を食いしばりの緊張により固めて、エネルギーを逃すことなく相手に伝えるためのものです。

 

相手に組み付いて争う時、

投げる瞬間、投げに耐える瞬間だけ、歯を食いしばります。

体を緊張して固める事によって、相手により多く力を伝えて投げを行ったり、相手の投げを弾き飛ばします。

 

一連の筋肉の緊張と弛緩が、体の操作にはとても大切なことですね。

 

ということで今回の結論をまとめると、

【力が入るか入らないかは歯の噛み締めよりも顎の固定力が大事】

【噛み締めると体の緊張を生み、噛み締めないと緊張が緩む】

【運動のパフォーマンスを向上させるためには、この緊張と弛緩を上手く活用する】

 

皆さんも、何気なく運動中に行ってる行動を少し深く考察してみて、よりパフォーマンスを向上させてみてください!

 

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